流山おおたかの森は、千葉県の北西部、流山市のつくばエクスプレスと東武野田線が交わる「流山おおたかの森駅」周辺の地域。江戸時代には軍馬育成のため作られた広大な放牧場「小金牧」の中央部になる「上野牧」が広がっていた。明治になって牧は廃止され農地として開墾された。準絶滅危惧種のオオタカの営巣地となっている森もあり、里山と田畑、果樹園が点在、広い空と緩やかな起伏に緑豊かな風景が見られた。
2005(平成17)年8月、東京・秋葉原と国際科学技術都市・つくばを最速45分で結ぶつくばエクスプレスが開業。沿線は東京都心と直結したことで、急速に開発が進み、地域はその姿を変えている。
(撮影:髙橋勝視)
住宅用地として整備が進んだ流山市十太夫地区 2008(平成20)年9月27日
大堀川沿いに大型マンションの建築が進む 2010(平成22)年8月9日
戸建て住宅が建ち並ぶ街に生まれ変わった 2018(平成30)年4月2日
区画整理事業で商業地となった「つくばエクスプレス」の高架に隣接する駅の北西側 2010(平成22)年6月7日
一軒だけ残っていた民家も取り壊された 2015(平成27)年4月27日
建築中の複合ビルも目立つ 2018(平成30)年4月2日
駅東口広場前にあった流山市立小山小学校の旧校舎とグラウンド。小学校は500メートルほど離れた十太夫地区に新築移転。旧校舎は2009(平成21)年3月末に閉鎖 2008(平成20)年8月
商業地となり区画整理が進む旧校舎跡地 2010(平成22)年7月19日
店舗・共同住宅が建ち並ぶ 2018(平成30)年4月16日